平成28年度通常総会が6月16日午後、福岡市中央区舞鶴の「あいれふ」で開催され今年度の事業計画案、活動予算案が承認されました。
また役員改選が行われ、理事、監事全員の再任が決定、石井幸孝氏が引き続き理事長を務めることも決まりました。
石井理事長は「ここ数年、市役所等と共同して事業を進めており、官民一体となった取り組みは高く評価されている。今後も皆さまの支援をいただきながら大いに活動したい」と挨拶しました。
総会後に、読売新聞西部本社生活文化部主任、池田和正記者が「熊本地震と熊本城」をテーマに講演、被災前と被災後の写真を比較しながら被害状況を解説しました。また木造の復元建造物に大きな被害が出たことについて「本来は礎石と柱が直接つながっているべきなのに、遺構保護を優先してコンクリートで分断したことが関係しているのではないか」と指摘しました。
会場では「熊本城災害復旧支援金」募金もあり、全額を熊本城総合事務所の支援金口座に振り込みます。