福岡城・鴻臚館市民の会とは

理事長挨拶

ご挨拶


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 このたび、当会の理事長に就任いたしました。
みなさまのご期待に応えるべく、全力で取り組んで参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 兵庫県生まれで転勤族だった私は、福岡での三度の勤務を経て、とうとう筑前の国に定住することになりました。それから、早や十五年。その間に、福岡城や鴻臚館という歴史遺産を守り、育て、そして次世代へ引き継ぐという仕事に出会えたことは、本当に有難い事だと思っています。
 福岡城と鴻臚館は、単なる歴史的遺構ではなく、地域に生きる人々の誇りであり、文化的な結びつきを象徴する存在だと言えるでしょう。従って、その価値を語り、魅力を伝えていく市民の会の活動には、福岡の未来を創っていくという重要な使命が与えられていると思います。まさに「歴史」と「未来」は、一体なのです。
 今年は、天守閣の復元的整備の第一歩につなげたいという期待が込められた発掘調査や、鴻臚館の北館東門の復元が始まります。
 私としても真剣に、時に楽しく、ひろく市民のみなさまのお力を借りながら、福岡城・鴻臚館市民の会の活動を微力ながら盛り上げて、その流れを後押ししていきたいと考えています。
 
2025年4月
理事長 遠藤 正雄

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