1月30日午後、福岡市役所大講堂で「第2回市民フォーラム〜歴史に親しむ講話」を開催、200人以上の皆さんが熱心に聴講しました。
当会と福岡市などで構成する「福岡城・鴻臚館を活かした観光都市戦略事業実行委員会」が主催、古文書研究の第一人者、島谷弘幸・九州国立博物館長が「書に残された人間像」と題して、古文書からうかがえる歴史上の人物の人となりや当時の様子を和分かりやすく楽しく講演していただきました。
また同委員会が取り組んでいる福岡城・鴻臚館を活かした観光都市戦略事業について次の5グループが報告しました。
①市民目線で福岡城・鴻臚館の当時を生き生きと描き、分かりやすいサイン作りに取り組む室川康男さん
②海外の人に福岡城を知ってもらう取り組みを続けている日本語文化学校「ゲンキジャパニーズアンドカルチャースクール」の取り組み
③中学生にふるさとの歴史を知ってもらう福岡市の取り組み「鴻臚館と古代官道」
④若者に福岡城を身近に感じてもらう九州産業大学の「大学生の福岡城イベント」
⑤スマホを利用したバーチャルリアリティガイド作りに取り組む九州大学の取り組み
バラエティに富んだ活動報告が続き、市民の意識も高まりつつあることがわかるフォーラムとなりました。